COLORCOMとCCM

カラコムは、大日精化で開発されたCCM及び各種色彩管理システムの登録商標です。
CCMとはComputer Color Matchingの略で、コンピュータ(PC)と分光光度計を使って色合わせをするシステムを指します。
かつて、色合わせ(調色)の作業は熟練者でないと、目的の色を得ることができない難しい作業でした。
そこで、誰でも簡単に、かつ素早く調色することを目的としてCCMが開発されました。

塗料、プラスチック着色剤、インキ、繊維等、色材によって色の理論が異なります。
CCM開発部ではこれらの色製品一つ一つに対応したCCMシステムを提供してきました。
また、色・色材に関する様々なツールの開発にも日々取り組んでおります。

CCMのあゆみ

1970年 社内の調色合理化を目的にCCM基礎実験に着手
1971年 EPR2型分光光度計(日立製作所)を導入 #
1975年 プロトタイプを開発
 ・U100ミニコン(富士通PANAFACOM製)
 ・EPR2型分光光度計(日立製作所製)
1975年 カラコムA型分光光度計を開発 #
1977年 カラコムB型分光光度計を開発
カラコムCOLORCOM 商標登録
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1979年 色彩計測システムを販売
国内大手自動車メーカー2社その他へ納入
1979年 カラコムTSSー色彩計測システムを発表 プラスチック工業展にて実演 #
1984年 カラコムC型分光光度計を開発
 小型化と測色時間の高速化を実現
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1984年 カラコムシステム社外販売開始
カラコムシステム(プラスチック版)を上市
16bitパソコン登場 完全日本語対応カラコム開発
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1985年 カラコムシステム(塗料版)を上市
1993年 自動計量機『ダンクシュート』をカラコムシステム(塗料版)と連動
1995年 カラコムC 113台で製造終了 ミノルタ機等採用開始
Windowsパソコン登場 Windows版カラコム開発〜販売
1995年 カラコムシステム(オフセットインキ版&壁紙グラビア版)を開発
1997年 オフセットインキ版に自動計量機連動機能を追加 IGAS97にて連動の実演
1999年 壁紙グラビア版に自動計量機連動機能を追加
残インキ回収生産システムを開発
1999年 『カラコムシステム』西暦2000年問題に事前対応
2002年 世界初・唯一 インターネット版CCM『カラコム-i』塗料版 開発〜上市 #
2003年 インターネット版CCM『カラコム-i』オフセットインキ版を発表
IGAS2003にて実演
2005年 インターネットロット管理 開発〜上市
  IPF2005にて発表
2010年 新規CCM理論発明(社内特別社長賞を受賞)
2013年 上記理論が色材協会賞を受賞
遮熱塗料用インターネットCCM 開発〜上市
2014年 China Coat 2014にて遮熱塗料用インターネットCCMを実演